金函玉鏡⑱-八門の象意(8)開門

金函玉鏡の八門とは、次の八門を指します。
八門:休門、生門、傷門、杜門、景門、死門、驚門、開門
その内、開門は、次のような象意です。

<八門の象意(8)開門>

開門:“万物収穫され、穀倉の門は開かれる”ことが原義。
   そこから、収穫、開放、始まりのエネルギー

種類:上吉門(三大上吉門の一つ)
定位:乾宮(北西)
季節:晩秋
五行:金(天の金)

象意:①神仏祈願、謁貴・訪問、名誉、開店・開業、雇用・就職、
    昇級・赴任、金銭貸借、旅行、酒色、交易、求女に大吉
   ②この日に神仏に祈願すると必ず叶うとされている
   ③開門は、雇用でも商売でも堂々と公然とやるのがコツである
   ④求女・恋愛に大吉


禁忌・向かないこと:隠し事は不可

回座した時に力を発揮する宮:乾宮(北西)、坎宮(北)、兌宮(西)


以上で、金函玉鏡の八門の象意の説明を終わりにします。

次回は、金函玉鏡の九星の象意について、述べていきます。

<今日のポイント>
開門は、願望成就したい物事が、収穫、開放、始まりを求めるものである時に用いる
隠し事をしてはいけない。効果が弱まる。