金函玉鏡③-作盤・九星の配置

金函玉鏡の作盤方法の続きです。

次に、九星を配置していきます。今は、全体の正しい手順と大まかな流れをつかむことに集中して下さい。

(4)九星を次の手順で配置していきます
九星の象意は、詳しく後述しますので、まずは、次の九星の名前とその順番を押さえて下さい。(緑字は吉星)

<九星の名前とその順番>
太乙→摂提→軒猿→招揺→天符→青龍→感池→大陰天乙

この九星を、次の陽遁・陰遁別の飛星盤をそれぞれ用いて、配置していきます。これを飛泊させると言います。飛泊をさせますが、九星の順番は変わりません。この点に特に注意して下さい。

  陽遁飛星盤         陰遁飛星盤



九星は、いつも飛星盤の中宮(真ん中)からスタートしなければならないので、「休門・中宮表」からスタートする九星を見つけます。

スタートする九星を飛星盤の中宮に配置し、

もしも(2)で出した占断したい日が

陽遁であれば、陽遁飛星盤のとおりに、その順番に配置します。
陰遁であれば、陰遁飛星盤のとおりに、その順番に配置します。

これで、九星が配置されたことになります。

後で、わかりやすい具体例を挙げて説明しますので、ご安心下さい。

<今日のポイント>
九星の名前とその順番を押さえる
九星を配置するには、スタートする九星を「休門・中宮表」から見つける
スタートする九星を中宮に配置し、陽遁・陰遁別に注意しながら、飛泊させて配置する