金函玉鏡の方位取りにおける目的地の選定は、必ず一刻(2時間)の原則から導かれます。
<目的地の選定-移動手段が徒歩の場合>

ので、目的地は、“2時間歩き続けて着いたところ”となります。人の歩行速度は、時速4~5kmですので、2時間歩き続けるとすると、約8~10kmとなります。この徒歩による方位取りは、決してあなどれません。金函玉鏡の徒歩による方位取りは、即効性が高いのです。散歩の延長と考えて、吉方位へ2時間歩いて行くだけで良いのです。歩いている最中に小休憩できるのは、5分以内です。ちょうど信号に引っかかったら、その時休むくらいで良いでしょう。帰りは、疲れたら、バスなどに乗って帰ってきてもかまいません。非常にローコストで即効性が高いので、この方法は、基本メソッドとして必ず押さえておきましょう。
<目的地の選定-移動手段が電車の場合>

ので、目的地は、“電車で2時間走行して着いたところ”となります。なぜ電車を用いるのかと言うと、出発時間も到着時間も、時間に乱れが生じないからです。日本の鉄道は、世界でも有数の時間に正確な運行を旨としています。これに対して、自動車で行う場合、渋滞の起きる懸念をいつもしなければなりません。それゆえ、方位取りとしては、非常にオーソドックスな方法です。電車の種類は、鈍行でも、快速でも、特急でもかまいません。方位取りというのは、日々刻々と変わる吉方位の天地を貫くエネルギーを浴びて、その特有な地磁気に自身を帯電させる行為を言います。これを正確な時間で、しかも自身はあまり疲労せずにできるわけですから、一番、頼りになる方法と言うことができます。
では、次回は、金函玉鏡の方位取りで、目的地に着いた後の開運技法について、述べていきます。
<今日のポイント>

