金函玉鏡⑮-八門の象意(5)景門

金函玉鏡の八門とは、次の八門を指します。
八門:休門、生門、傷門、杜門、景門、死門、驚門、開門
その内、景門は、次のような象意です。

<八門の象意(5)景門>

景門:“万物が成長し、その発展がピークを迎える”ことが原義。
   そこから、知識、人気、文書のエネルギー

種類:中吉門
定位:離宮(南)
季節:真夏
五行:火(易卦は火)

象意:①献策、選挙、宣伝、試験、出世・昇進、文書、投書、著作、
    勝負運、人気運、訪問、交易に大吉
   ②とにかく頭脳を使うことに最適です
   ③選挙や昇進など選ばれることに用いると吉


禁忌・向かないこと:議論、口論、攻撃的なこと、恋愛は使用不可

回座した時に力を発揮する宮:離宮(南)、巽宮(南東)、震宮(東)


次回は、金函玉鏡の八門の象意(6)死門について、述べていきます。

<今日のポイント>
景門は、願望成就したい物事が、試験、出世、知識、文書、選挙当選、人気などを求める時に用いる