金函玉鏡⑫-八門の象意(2)生門

金函玉鏡の八門とは、次の八門を指します。
八門:休門、生門、傷門、杜門、景門、死門、驚門、開門
その内、生門は、次のような象意です。

<八門の象意(2)生門>

生門:“生気が天地に満ち、万物が活発に活動する”ことが原義。
   そこから、活動、生産、発展のエネルギー

種類:上吉門(三大上吉門の一つ)
定位:艮宮(北東)
季節:陽春
五行:土(易卦は山)

象意:①求財、謁貴・訪問、移動、就職、試験、出世、任官、技芸、
   生産、活動、交易、建築・修造、出兵・攻撃に大吉
   ②病気治癒、身体壮健に大吉
   ③技術・習い事・芸事の上達に大吉
   ④婚姻・恋愛に大吉


禁忌・向かないこと:葬儀は不可

回座した時に力を発揮する宮:艮宮(北東)、坤宮(南西)、離宮(南)


次回は、金函玉鏡の八門の象意(3)傷門について、述べていきます。

<今日のポイント>
生門は、願望成就したい物事が、活動、生産、発展を求めるものである時に用いる