金函玉鏡で作盤するには、まず八門・九星・十二神をそれぞれの盤に配置することを考えてゆきます。それには、まず占断したい日の干支(日干支)を知らなければなりません。日干支は、有史以来、約2000年間も1日も狂うことなく、毎日、連綿と続いています。日干支は、金函玉鏡をはじめ、有効な東洋占術では必ず用いられます。
(1)日干支を出す
日干支を知るには、神社へ行った時によく買ってくる暦(万年歴)を見ましょう。毎日の日干支が書かれています。これで、占断したい日の日干支がわかります。
日干支には、陽干(甲、丙、戊、庚、壬)と陰干(乙、丁、己、辛、癸)の日があります。占断したい日の日干支はわかりましたか?
(2)陽遁か陰遁かを出す
占断したい日は、陽遁期間中なのか、陰遁期間中なのかを判断します。
占断したい日が、
冬至から夏至までの期間にあれば → 陽遁
夏至から冬至までの期間にあれば → 陰遁
と判断します。
この(1)日干支と、(2)陽遁・陰遁の別は、この後で使っていきます。日干支と陽遁・陰遁の期間が分かれば、次に、八門・九星・十二神をそれぞれ配置する次の段階のプロセスに進めます。
<今日のポイント>


