金函玉鏡⑬-八門の象意(3)傷門

金函玉鏡の八門とは、次の八門を指します。
八門:休門、生門、傷門、杜門、景門、死門、驚門、開門
その内、傷門は、次のような象意です。

<八門の象意(3)傷門>

傷門:“春陽の活気あり余り、成長の若葉を傷つける”ことが原義。
   そこから、負傷、投機のエネルギー

種類:中凶門
定位:震宮(東)
季節:晩春
五行:木(易卦は風)

象意:①索債、破壊、手術、賭博、競輪、競馬、ギャンブル、株式、
    商品先物、為替、投機に大吉
   ②相手を負傷させることや、他人を損させることによって自分が
    利益を得ることに吉
   ③警察官の犯人逮捕、狩猟、漁猟、取り立て・催促に吉
   ④ただし、傷門を用いると怪我をしやすくなるので注意する


禁忌・向かないこと:借金、求財、建築・修造、旅行、恋愛などはすべて不可

回座した時に力を発揮する宮:震宮(東)


次回は、金函玉鏡の八門の象意(4)景門について、述べていきます。

<今日のポイント>
傷門は、願望成就したい物事が、負傷、投機を求めるものである時に用いる
傷門を用いると怪我をしやすいので、必ず三大上吉門を取った後に用いる