金函玉鏡⑪-八門の象意(1)休門

私たちが金函玉鏡の方位取りで取ろうとしている吉方位のエネルギーと言うものには、一体、どういうものがあるのでしょうか。

それは、吉方位のエネルギーの中でも、最大最強のものが、八門です。八門とは、八は八つの強大強壮な大自然の気・エネルギーを現し、門は明らかに性質の異なるエネルギーとの区画・区切りを現しています。

金函玉鏡の八門とは、次の八門を指します。
八門:休門、生門、傷門、杜門、景門、死門、驚門、開門
その内、休門は、次のような象意です。

<八門の象意(1)休門>

休門:“万物が成長のために休息を取る”ことが原義。
   そこから、休息、安定、順調のエネルギー

種類:上吉門(三大上吉門の一つ)
定位:坎宮(北)
季節:冬
五行:水(易卦は水)

象意:①交易、移転、旅行、新築・修繕、和議・和解、謁貴・訪問、赴任、
   求財、借財、商売、娯楽、酒食、試験、ギャンブル、勝負事に大吉
   ③病気治療、身体壮健、休養、入院に大吉
   ④婚姻、恋愛、縁結び(特に求男)に大吉


禁忌事項:他人と争うこと、訴訟、叱責

回座した時にさらに力を発揮する宮:坎宮(北)、乾宮(北西)、兌宮(西)


次回は、金函玉鏡の八門の象意(Ⅱ)生門について、述べていきます。

<今日のポイント>
休門は、願望成就したい物事が、安定、順調、調和、休息を求めるものである時に用いる
休門を用いる時は、人と争ってはいけない。効果が半減する。