では、目的地へ着いた後はどうすれば良いか、ということになります。金函玉鏡の方位取りにおける開運技法は、次の2つです。
それは、お水取りを行うか、玉埋めを行うかです。
方位取りをする時に必ずしなければならない開運技法の中で、素人でもやりやすく、大変有効なものは、このお水取り(水気法)と、玉埋め(金気法)の2つの技法だけです。お砂取り(土気法)は、意識して除外してあります。なぜかというと、お砂取りは、その地域の因縁や古戦場などの土地の記憶が影響するので、神社にお砂取り場がある所以外では、その運用が大変難しいのです。誤ったお砂取りをすると、開運どころか、悪い凶事の連続に襲われます。五気法(木気法、火気法、土気法、金気法、水気法)の中でも、この土気法は、大変注意して運用しなければなりません。ですので、当研究会では、開運技法から除外しております。
歴史に裏打ちされた伝統的な開運技法・五気法の中で、誰もが簡単にできるものは、水気法です。水気法、即ち、お水取りについて、説明します。
<開運技法Ⅰ-お水取り>
お水取りに必要なものは、まず空のペットボトル(2L)です。方位取りに行く前日までに、ラベルをはがした透明な空のペットボトルを1本用意しておきましょう。そして、当日、これをカバンに入れて持って行きましょう。
目的地に着いたら、まっすぐ神社に行きます。神社は、自分がお参りに行きたいところを事前にあらかじめ調べておきます。神社にお参りして、そこで、お水をペットボトルへと取ります。
目的地では、できるだけ動き回り、吉方位のエネルギーを吸収するようにしましょう。昼食は、そこの土地の物を食べ、そこのお水をよく飲みましょう。あとは、観光しても良いですし、一刻の原則により、2時間以上、滞在してから帰って来るだけです。金銭的に余裕のある人は、一泊くらいしてきましょう。人間は、寝ている時に一番エネルギーを吸収します。その原理を吉方位のエネルギー吸収に応用するのです。
そして、持ち帰ったお水は、9日間かけて、毎日、寝る前に飲みましょう。その時、自分の願望がかなったイメージを持ちながら、飲んで下さい。寝る前に良いイメージを持つことは、願望実現において非常にプラスで重要なことです。お水取りは、誰にでも簡単にできて効果の高い方法ですので、ぜひ実践してみて下さい。
では、次回は、金函玉鏡・方位取りで、もう一つの開運技法である玉埋めについて、述べていきます。
<今日のポイント>

