金函玉鏡②-作盤・八門の配置

金函玉鏡の作盤方法の続きです。

まず、八門を配置していきます。今は、全体の正しい手順と大まかな流れをつかむことに集中して下さい。

(3)八門を盤に回して展開します
八門の象意は、詳しく後述しますので、まずは、次の八門の名前とその順番を押さえておいて下さい。(緑字は吉門)

<八門の名前とその順番>
休門生門→傷門→杜門→景門→死門→驚門→開門

八門の配置は、いつも休門からスタートするので、休門のスタート位置を、「休門・中宮表」から出していきます。
休門のスタート位置は、(2)で出した期間の陽遁か陰遁かで異なってることに注意して下さい。

そして、もしも(1)で出した占断したい日の日干支が、

陽干であれば、休門を起点として、右回りに配置します。
陰干であれば、休門を起点として、左回りに配置します。

単純にぐるっと右回り(or左回り)に回して配置していけば良いのです。

  図・日干支が陽干の場合     図・日干支が陰干の場合



これで、八門が配置されたことになります。

後で、わかりやすい具体例を挙げて説明しますので、ご安心下さい。

<今日のポイント>
八門の名前とその順番を押さえる
休門のスタート位置を「休門・中宮表」から陽遁・陰遁の別に注意して出す
出した休門のスタート位置から、八門を回しながら配置する
日干支の陽干・陰干の違いにより、八門配置の右回り・左回りが異なるので注意する