金函玉鏡⑰-八門の象意(7)驚門

金函玉鏡の八門とは、次の八門を指します。
八門:休門、生門、傷門、杜門、景門、死門、驚門、開門
その内、驚門は、次のような象意です。

<八門の象意(7)驚門>

驚門:“天地万物が落日の夕映えをむかえる”ことが原義。
   そこから、突発、驚愕、疑惑のエネルギー

種類:中凶門
定位:兌宮(西)
季節:晩秋
五行:金(地の金)

象意:①欺瞞、惑乱、敵を欺くこと、犯人逮捕などは可
   ②通常、この方位を用いることはない


禁忌・向かないこと:すべての良い事柄について使用不可

回座した時に力を発揮する宮:兌宮(西)


次回は、金函玉鏡の八門の象意(8)開門について、述べていきます。

<今日のポイント>
驚門は、実利がないので用いてはいけない